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H.P. Z3805A GPS Frequency/Time Receiver(周波数標準器)を購入 [オーディオ・ビデオ]

H.P. (現Agilent社)Z3805A GPSFrequency/Time Receiver(周波数標準器)を購入しました。

Trimble ThunderBolt GPS周波数標準器を購入した時にも紹介したように、GPSはカーナビで有名ですが、このGPS衛星からは、GPS 時刻というセシウム原子時計からの正確な時刻情報が発信されています。このGPS時刻から得られる1PPS (1秒間に1個のパルス信号) も同じ精度です。HP Z3805A_1.jpg
そこで、比較的安定な10MHz OCVCXO (Oven-Controlled Voltage-Controlled X'tal Oscillator:恒温槽付電圧制御水晶発振器)を用意し、GPSからの1PPS信号でフェーズ・ロックをすると、GPSのセシウム原子時計と同等の10MHz 信号が作成できます。
この方式を使った業務機用マスタークロックシステムは非常に高価で、数百万円します。

今度購入した、H.P. Z3805A も、中国の携帯電話の基地局で使われていたシステムの更新時期に関連してか、eBayに中国から多数出品されたものを購入しました。
日本のYahoo! Auctionでも多数出品されていて、¥6万円前後で落札されているのですが、それを運賃込みでも半額程度で購入できました(付属品なし)。本体価格$250.00+DHL運賃・梱包$80.00+消費税・手数料¥1,285です。
勿論、心臓部のOCXOは、ダブル・オーブンのHP 10811-60165 Crystal Oscillatorです。長期安定度はGPSで制御しますが、短期安定度はOCXOの性能しだいで非常に重要です。
(2月5日に、計18台がすべて落札されました……残念。…と思いきや、また、さらに出品されました。)
(同様に、Symmetricom 58532A GPS antenna (旧HP製)も入手できました。但し、ブラケットなしです。)
DHLの輸送は非常に速く、今回は、夕方出荷したものが、翌々日の午前中には着荷しました。香港が近いとは言え国内並みの速さでした。

H.P.の測定器は、学生の頃から憧れの的でした。大学の研究室にも1台ぐらいしかありませんでした。勿論、就職したT通商には、商社と言うことも有り、テクトロをはじめとして、H.P.の測定器もあふれていましたが、大手電機メーカのエンジニアにとっても、憧れでした。
なんといっても、安定度が良く、精度(確度)・性能が余裕をもって規格を満足していました。
例えば、ポリプロピレン・コンデンサーの損失を測れるのは、HP 4275Aぐらいです。
それに、高級な部品を、沢山使っていました。エポキシの基板で、パターンには金メッキが掛かっていました。金メッキは必要ないにしても、「ここまで、金をかけているんだぞ。ましてや、部品だって最高級のものを使っているんだぞ」と、言いたげでした。

それが、中古とは言え、個人で購入できるのは、インターネットやオークションのおかげです。
この、Z3805Aのほかにも、
 HP 4436A 600Ωアッテネーター
 HP 3478A DIGITAL MULTI METER
 HP 5328A 500MHz UNIVERSAL COUNTER
 HP 4275A マルチ周波数LCRメーター
を、所有しています。すべて中古でオークションで購入しました。

さて、Z3805Aをパソコンからコントロールするために、RS-232Cインターフェースで接続しましたが、まったく、コントロールできませんでした。
ネットでいろいろ調べたのですが、Z3805Aの取扱説明書や技術資料がほとんどありません。そこで、兄弟機であるZ3801の取扱説明書を見て、Baud Rateを19200に設定しました。
これが、大きな勘違いでした。なぜ、同じBaud Rateと思い込んだのか不思議ですが、これで、丸1日奮闘しました。やっと、兄弟機でも同じとは限らないと気づき、Baud Rateを9600に設定しました。
これで、何もなかったように動作しました。[揺れるハート]
相変わらず、思い込みと勘違いの多いこと!
ちなみに、電源コネクタ(キャノンコネクタ)の、1番ピンが+24Vです。0.9A~1.3Aの電流が流れます。2番ピンがGNDです。3番ピンは未使用です。
オーディオ用ワードシンク・クロックに使う場合は、アナログ(トランス式)電源、あるいは良質のスイッチング電源をお勧めします。

RS-232C設定値----
 Baud Rate:9600
  Data bits:8
  Stop bit:1
  Parity:none
  Flow:none  でした。
  ケーブルは、DB9Pメス-DB25Pオスのクロス です。

ちなみに、他の機種の設定値は下記です。
 Model          Bit Rate Data Stop Parity
 Agilent Z3815A    9600   8     1     none
 Chongho GPSR-A  19200   8    1      none
 HP Z3801A       19200   7    1      ODD
 Samsung GCRU-D  9600   8    1      none

ソフトウェアは、ネット上に公開されている、無償のZ38XXを使いました(satstatの機能をカバー)。
それと、同じく無償のsatstatを使いました。
Z3805Aのレスポンスは、ThunderBolt のそれよりもゆっくりで、一度電源を切ると24時間程度は待たないとです。まあ、常時通電が原則でしょうけど。ちなみに、電源スイッチはありません。

2台あるZ3805の10MHzサイン波出力が、異なっています。多分、1.7Vp-p~1.9Vp-p@50Ω<0.6Vrms、+8dBm~+10dBm>が正常のようです。1台は3Vp-pほどあり、若干、歪んでいます。周波数が重要で、振幅はどうでも良いのですけど!

次は、1基のアンテナで、3台のGPSレシーバー動かす、GPSネットワークの稼動です。
BS/CS用の分配器やブースターなどが使えそうです。


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コメント 2

太田 勝浩 EX(元)JA3WV  

時々、ブログを拝見しています。
私も、最近10.000,000,00xxx 病にはまっています。

分配器はプロ用は、30Kもするので、私もBS/CS用を更に安く入手しようと
考えていましたが、 Yoshiyuki Takeyasu / JA6XKQ さんの

GPS Disciplined Oscillator - GPS Antenna Splitter - High Isolation Type (Rev.1)       ;  その他
を、よんで”ミソ”につていよく判りました。個別のGPSの構成(SytemーIC)が別ならば、うまくいく(BS/CS9用)ようですが。

 追伸 私もカウントダウン5年位ですが、趣味は沢山ありますが、どうしても英文(それも大量に)を読まざるえないので、疲れますので2~3枚でやめていますが 、これも新しいストレスの元です。
by 太田 勝浩 EX(元)JA3WV   (2012-09-06 12:13) 

susumu_oiso

こんばんは
blog訪問、ありがとうございます。

こちらのホームページもよろしく。
http://www001.upp.so-net.ne.jp/susumu_oiso/
by susumu_oiso (2012-09-06 23:03) 

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